文化祭講評 [歌うことについて]

2016年甲府市文化祭
お疲れ様でした。録音を聴くといろいろありますが(^0^;)、まあ良かったのではないかと思います。

藤原規生先生の講評です。

〈萠への講評〉立原道造のことば、何て美しいのでしょう。そしてそれを木下牧子さんが託した音はすべてキラキラして、深い精神が宿っています。やはり名曲ですね。柔らかい発語(音色)が皆様の持ち味ですね。ブレスをより深く、丹田への意識を。もっと音が伸びやかになるでしょう。〈君をのせて〉信長さんの色使いのニュアンスがよく伝わります。素敵な演奏でした。

〈全体の講評〉
 下半身が使えていなくて、上半身ばかりで歌っている。丹田に力を込めて。
 最も響きのある音はどんな音か、自分で発声をいろいろと工夫しよう。一音一音、最適な響きで発声できているか、確認してみる、というようなことも大事。さらーっと歌ってしまっている。
 言葉をはとても大事なものだ。美しく、力のある言葉を、若い世代に届けよう。詩に込められた思いをくみ取り、言葉を大切に歌おう。作曲家は詩をもとに、詩を現す絵を描くように曲を作る。その絵をイメージできているか?
 音楽には力がある。大きな力を持っているが、その力を十全に引き出せていない。合唱のことをなにも知らない人を感動させるように歌えれば最高。合唱で歌われる言葉が、衝撃をもって、受け取ってもらえたら最高。

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