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ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団 第九演奏会 [コンサート鑑賞]

12/15無事に第九の演奏を終えました。とても貴重な機会を与えてくださった関係者のみなさまに感謝します。
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ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団演奏会(2023.12/15@YCC県民文化ホール)でのベートーヴェン交響曲第九番の合唱に、山梨県内合唱団による特別編成合唱団として参加しました。
指揮者のジャジューラさんの熱量がすごくて、あっという間に歌い終わりました。あの精力的な公演を次から次へと都市をめぐって開催しているのだと思うと、感涙ものです。
まだ公演ツアーは始まったばかりなので、地元で公演があるときには、是非聞きにいって貰えたらなあと思います。いろいろなプログラムで公演します。

私たちは【新世界】は聴くことができなかったのですが、聴いた友人たちが、「ウクライナの国土を感じた」と言っていました。東欧の何とも言えぬ雰囲気があるのでしょう。



【詳細データ】
ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団 「新世界」「第九」演奏会
2023年12月15日(金) 開場18:00 開演18:30
YCC県民文化ホール(山梨県立県民文化ホール) 大ホール

【プログラム】
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調《新世界より》作品95
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調《合唱付き》作品125

【出演】
指揮:ミコラ・ジャジューラ
管弦楽:ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団

ソリスト:
テチアナ・ガニーナ(ソプラノ)
アンジェリーナ・シュヴァツカ(アルト)
ドミトロ・クズミン(テノール)
セルギィ・マゲラ(バス)

合唱:
山梨県内合唱団による特別編成
(アンサンブル・カーノ、合唱団『甲府コレギウム・アウレウム』、甲府メサイア合唱団、混声合唱団 櫂、女声合唱「萠」、梨響コーラス)

【県内合唱団による特別編成】
合唱指導:依田浩・片野耕喜
練習ピアニスト:海野綾子・宮川真理菜

【主催】
アドブレーン・共立・NTTファシリティーズ共同事業体
山梨日日新聞社・山梨放送
(公社)全国公立文化施設協会

【協力】
山梨県公立文化施設協議会

【その他】
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業
(アートキャラバン2))|独立行政法人日本芸術文化振興会
​公文協アートキャラバン事業『劇場へ行こう3』 参加事業

「やまなしステージ・アート・キャラバン2023」参加公演


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甲府市合唱祭 [コンサート鑑賞]

藤原規生先生の講評

 全体の講評は、片付け作業のため聞けなかったのですが、最後のアドバイス部分だけ聞けたので書いておきます。
◎歌の練習は、アンサンブルだけではない。個人でも練習をしてください。例えば、どのような表現が可能かを探るためにいろいろな歌い方をしてみる。車を運転中にやってみるというのもいいでしょう。また、鏡の前で一曲通して歌ってみる。そうすると、「あ」と開けたときに、顔が落ちているということがわかるでしょう。自分の顔を見ながら歌うのはとても勉強になる。
◎歌を好きになるきっかけをくれた人がいるはず。歌い続けることはその人への恩返しでもある。また、あなたも誰か、歌を好きになる人を作ってあげられたら素晴らしいと思う。

萠への講評
 色彩感、透明感あふれる信長さんのアレンジ。その作品の良さを感じ、丁寧に歌われています。より支え、音への集中力を意識すると、音/ハーモニーの魅力が伝わるでしょう。
そして松下作品の名曲〈Cantate Domino〉。フォルテの時、のどが固くならないようにされると良いですね。Domino dの発音をどう感じ、どこに響かせ届けるか、「o」に何を感じるか、余韻。Cantate ta の部分、歌おう 神への歓びをこめて息をはてしなく送り出してください。
 
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第39回全日本おかあさんコーラス関東支部大会 [コンサート鑑賞]

たまです。
2/3日コラニーに聴きに行きました。聴いたのはBCブロックのみです。
大会賞から優秀賞まで賞が付きましたが、ふうん……というところもありますね、やっぱり。いつものことですが。
衣装の早変わりで喝采を浴び、優良賞の白樺さんが全国へいけることになったのは良かったです。
聞いた範囲で上手だったところをメモっておきます。
Le bell
あんさんぶる風雅(ここは大したものでした)
アルモニアRosa(いつも上手いところですね)
潮の音
桐響会(ただ、もっとインパクトのある歌が作れるのでは……という気がした)
blanc bouleau

コール・メノーラのようにミュージカル曲を楽しい演出で見せて、かつ歌も上手というところは良いとは思うのですが、つまんない編曲……とか思ってしまって、個人的にはまったく楽しめないという難点があります。ここが優秀賞なのは当然とは思いますし、例えば白樺さんが全国行きなのも良いとは思いますが、こういう曲をコーラスで別に聴きたくないというか……。
個人的な好みでいうと、そういうことになるわけですね。

さて、聴いていて「いまいち」と思った点を挙げておきます。自分たちも、こうしてはならないということです。
◎パートのバランスが悪い。Sopranoは上手だけどAltoが聞こえてこないとか、良くあるパターンです。とはいえ、Sopranoが下手で小さすぎたりすると、もう、全体に聴けなくなってしまう。難しいところです。
◎言葉がはっきりしない。木下先生の角笛をいくつか聴きましたが、自分が歌ったことがあって歌詞も分かっているのに、違う風に聞こえてくるということが何度もあり、ちょっとそれでは……と思います。たとえば「宇宙が一瞬シンとする」が「振動する」、「つららら~」が「つながらない」と聞こえたり。ほかにも何言ってるのか届いてこない、日本語と音楽が合ってない等、いつもいつも注意されていることが、ほかの団の歌を聴くときも気になるということです。
◎ユニゾンがきれいに決まらない。ほかは結構上手いのに、そこだけ惜しい……というところがありましたね。
◎あとは曲想。下手ではないのに、ダイナミスムに欠ける、訴えるものが弱い、というのは、指揮者の力が弱い、もしくは、団員がその曲をよく理解していないということだと思います。ここがいちばん難しいところではあるけれども、もっと自分で考えて歌うということも必要ではないか、という気がしました。

全日本合唱コンクール [コンサート鑑賞]

今年の理事長賞は市川高校でした。

中学生の部・一般部門を聴きました。
塩山北が人数も多く、まとまっていてうまかったので、ここだろうと思いましたが、やはりそうでした。県代表です。
若草中も上手でしたけど、コンクールは結局引き算になるのでね、そういう結果でした。

女声では学院付属と若草中。どちらも海外製の宗教曲。とっても上手。若草中は特によいと思いました。

みんなとってもうまいんだけどね、技術、というか声の美しさとまとまりで勝負みたいな感じなのね。中学生が歌う歌詞じゃない。だから、わかってないで歌ってるんだろうな、という感じがしてしまう。要するに機械的な歌い方だなあと思う。特に男子はわかくて声ができてないからごまかしが利かなくて、棒読み風になりがち。中学生らしい曲じゃあ勝ち抜けないんだろうな……。
でも、中学生に慟哭は無理だよね。どうしてそういう曲を選んじゃうのか、理解できないなーと思う。そんなに勝つことが大事かね? 大事なんだろうなあ……


都留文のバーバー「アニュス・デイ」はもちろんうまいんだけど、やっぱりこの超絶難曲は、この合唱団でさえも難しいんだな、よく挑戦したなあ、という感じになってしまう。
大月合唱団は、四曲歌う内にどんどんよくなってくる感じがおもしろかった。
カンターレみなみはナンシー・テルファーのミサ曲で、私の好きな作品なんだけど、えっ?というところが……。そして残念ながらタイムオーバーで失格でした。

クール・ブリアーン [コンサート鑑賞]

女声合唱団クール・ブリアーン。
昨年11/29のコンサートのCDを頂戴しました。
わずか九人の合唱! 大したものです。
今同じチルコットを練習しているのでとても参考になります。
指揮は三宅悠太さんという新進の作曲家。
曲作りはかなり異なりますが、だからこそ。
私たちもこんな風にちゃんと歌えるでしょうか……。

当日ピアニストが具合が悪くなって、急遽代役さんにお願いしたそうですが、とてもそうとは思えません。

プログラムは次の通り
【木下牧子ア・カペラ コーラス セレクション】 
 おんがく/ロマンチストの豚/さびしいカシの木/グリンピースのうた/いっしょに
【星の迷い子たち 横山潤子作曲・まどみちお詩】
 にじ/くさはら/昼しずか/ミミズ/ラクダ/ねむり/ムカシヨモギのロゼット/きこえてくる
【ホルストの作品より】
 Round from 'The Perfect Fool'/Clouds o'er the Summer Sky/The Corn Song/Homeland
【Jazz Songs of Innocence】
 全曲
【アンコール】
The Little Boy Lost とEchoing Green から抜粋
子守唄(立原道造詩・三宅悠太作曲)




歌い隊やつら [コンサート鑑賞]

昨日は高根のやまびこホールでやつらのコンサートがありました。
みなさんが楽しんで歌っているのがとてもよく伝わってきて、気持ちの良いコンサートになりました。
音程がふらふらすると、聞いていてはらはらしてしまうのですが、それもどちらかというと、身内感覚だからでしょう。
数人ずつで歌うコーナーがなかなか良かった。

賛助出演のフォンティーヌはさすがに上手で……中で歌っているときは駄目なところばかり気になりますが、観客になると、上手いなあと思いますね(笑)。

素人のコンサートは、やはり舞台の上の人が楽しんで歌っているのが伝わらないようではダメだなと強く思いました。そのためにも、歌っている曲を好きにならないことには始まらないのだと思った次第。

おかあさんコーラス関東大会 [コンサート鑑賞]

団員が参加している他団体が優秀賞を取りました。おめでとう。(抽選は外れたので全国大会はナシ)

私(たま)は二日目のBCブロックを聴きました。極私的な意見です。
【アルモニアROSA】「形見」新実先生の曲をたいへんにきれいに歌い上げたけど、歌詞がほとんど聞き取れない。和歌をもとにした歌詞なのだから、もう少し言葉をたいせつにしても良かったのでは。もちろんきれいな響き優先で、歌詞はどうでもいいという考えもあるとは思うけど。
【淑朋】少ない人数ながら、メロディアスな曲とコミカルな曲を歌い分け、おもしろく聴くことが出来た。でも賞は取ってません。
【藤枝フラウエンコール】「われもこう」「箱根八里」はどちらも歌った曲なので、当然、辛い点数になる。「う」を深くするために「お」で歌え、という指揮者の指示なのだろうが、そして「お」と歌ってちょうどいいくらいに思っていたのかも知れないけど、「お」にしか聞こえず。冒頭「うたをうたうのは……」と歌い出すのに「おたをおたおのは……」ではね。全体にのったりしすぎな感じも。「箱根」は難しいところはちゃんと歌えているけど、やはり「そぎの並木」で、何のことやら。
【ゴンジリーズ】「心の四季」最近、リバイバルしているようで、よく耳にする。これは学生時代に混声で歌って知り尽くしているので、普通の演奏を聴いても、つまらない感じしかしない。
優秀賞だった【コーロアヴァンティ】「真昼の星」も同じくつまらなかった。個人的には「イーハトーヴ組曲」も好きではなく、うーん……という感じ。
【コロ・フィーノ】信長さんの「思い出すために」「種子」。特に「思い出すために」は有名曲で、歌ったことはないけど、よく知っている。きちんと歌っているという感じはするものの、平板な印象が。
【さざんか】中田喜直を歌うという、すごい古い感じだけど、優秀賞。「もんしろチョウチョのゆうびんやさん」とか中学時代って感じ。演出もあまりにも普通で、特徴がないというか、きれいに歌えていますね、というか。
【アンサンブルノーチェ】14人で50人ぐらいの声を出す合唱団。つまり、セミプロな人が何人もいるんだろうな、ここは。曲も新実先生の難曲で、文句なく上手いです。でもおそろしく場違いな感じ。常連さんのようなので、連盟関係の舞台は単に出ることにしているだけなのかもしれないけど。
【リーリエンコール】ソーラン節。振りもそろっていて上手い合唱団。ものすごく練習したんだろうなー。私はこういう全体主義的なものは好きじゃないので、感心はするけど、感動はしない。もちろん優秀賞。
【コールミント】高嶋みどりを歌って、よくまとめているという感じ。歌詞が時々分からなかった。
【Chorus Crew】「虫の絵本」から。上手いな~と思って聴いたいたんだけど、二曲目で、いきなりアルトが生声で吼えた。あら残念、これはまずいよね、と思ったけど、優秀賞だった。うーん評価って分からない。
【コール・R】木下牧子を歌い、とてもきれいだった。
【コール・ポプリ】やっばりここも歌詞から伝わってくるものがない。というか、難しい歌詞なわけですよ、ぼんやり聴いたら何言っているのかわからない。そういうものをどう聴かせるかということ。
【ヴォーチェ・ビアンカ】「主は私の羊飼い」70人の大合唱。私たちの5倍の人数だから、5倍の迫力……というわけにはいかない。でもやっぱりこれだけいればラクだろうなあと。ただしこの団の歌い方はあまりにも粘っこくてちょっちパスな感じ。
【としとらーず】80歳の指揮者で90人以上の大所帯。それなりにちゃとん声をまとめて、何かほほえましい感じが。すごく上手いというのとは違うが、こういうところに優秀賞をあげるのは良いな。
【こうる・ゆうび】ここも「心の四季」それに「機織る星」という女声合唱の大昔の定番。だからこういうのには点が辛くなるって……。

 およそ24団体を聴いたわけだが、「ノーチェ」のように図抜けて上手いところと、「リーリエン・コール」のようにまあ優秀賞だろうというのと、いくつかのちょっとこれは……というのを除くと、あとはドングリの背比べ——いや、実力拮抗。三段階で画然と分かれているというわけではないと思えた。どれかを選ぶ必要があるわけで、引き算方式なんだろうなと。違うのかも知れないけど。

 それから、習志野文化センターは悪くないホールだと思ったけど、時々、一人の声が飛び出て聞こえる。まるでマイクで音を拾ったみたいに。ランダムにそうなる。そういうことが起きない合唱団もあるし、一人の声がずっと飛び出ちゃうというわけでもない。こういう不思議な現象は、私はホールの何らかの欠陥ではないかと思うのだけど、もしかすると、合唱団の方に原因があるのかもしれない。それは非常に聞き苦しいものだったのに、声が飛び出た合唱団も賞をもらったりしているので、審査員席には聞こえなかったか、審査員は気にならなかったということなのだろう。やっぱりホールのせいじゃないのかな。
 

おかあさんコーラス大会 [コンサート鑑賞]

雪で延期となったおかあさんコーラス大会山梨県が開催されました。
桃源合唱団が去年よりさらに上手くなっていたのがとても印象的でした。
そうびコーラスさんは貢川コーラスさんと一緒になったのでしょうか。今年は八ヶ岳合唱の輪コンサートに出演なさるので、その合同曲、私たちも歌っている「風よ」「All is Well」の演奏でした。とても勉強になりました。
コンソルテの「詩編」は一緒に聞いていた友人は涙が出そうになった、癒やされた……そうです。うちらのコンサートには来てくれなかったの(仕事があって平日の夜は無理)。
ル・ベルはいつも通りたいへんにお上手でしたが、コダーイの曲は難しそうでしたね。
ル・ベルと同じマジャール語の「夕暮れの歌」を歌ったたんぽぽも非常にまとまりがよく、声がきれいに一つにまとまっており、完成度がとても高い。去年のコンサートの時より、かなりよい感じでした。
関東支部に行ける優秀賞は多くの団体がもらえますが、もしもトップを選べと言われたら、私はたんぽぽを取ります。次が足立先生のところか。和の会とリリカはちょっと席を外してしまって聴けなかったので……。
富士吉田の渡辺先生のところもお上手なんですけど、「いわし」は女声でやるのは表現がものすごく難しい曲で、やはり男声が入らないと違う表現になるというか。うーん、大田桜子は今、人気がある作曲家なんだろうと思うけど、この曲に関しては若干の無理を、詩と音楽との乖離を感じるのです。
泉の歌った「Ave Maria」も、良い曲でしたね。こういう曲も歌いたいなあ。

コンサート [コンサート鑑賞]

定演を無事終えました。
寒い中、聴きに来て下さったみなさまありがとうございました。
楽しんで頂けたなら幸いです。

また、演奏に特別参加して下さったオルガニストの河西さんと、パーカッショニストの田中さん、舞台監督をしてくださった田中さん、いつも舞台に意見してくださる石丸さんにも感謝。
もちろん指揮者とピアニスト、ヴォイトレの先生にも。
ほかにも沢山手伝って下さった方々がいらっしゃいます。
ありがとうございました。

合唱団の規模に見合わない松下先生の難曲に挑み、振り付けを取り入れるという新しいことにチャレンジし、いつもながら素晴らしい信長先生の曲を歌い……と団員としては充実した演奏会だったと思います。新しいドレスもそろえたし(笑)。でも録音を聴くのが恐い……。
今からCDの製作に取りかかりますので、次の練習には持って行けます。

上がっているわけでなくとも、いろいろ真っ白になって飛ぶところがあり、演奏会って恐いです。某ソプラノは「花」の歌詞を間違えたとか。何度も歌っている曲で、普段は間違えたりしないのに。
とにかくお客様に来て良かったと思ってもらえたことを願うばかりです。

コンサートのお知らせ [コンサート鑑賞]

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萠は定演を開催します。
いつものように、難しい曲ばかりですが、頑張って練習中です。
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