千原英喜先生講習会 [案内]

10/16-17と講習会でした。いつもどの先生も楽しいのですが、今回の千原先生もまた、非常にユニークで、楽しい講習会でした。
八ヶ岳という特殊な場所での講習会なので、変わったことをやりましょう、ということで、「ハッカ草」をこてこてに歌うというのをやりまして、アラルガンドやらリテヌートかけまくり、聞こえないぐらいのソフトさで……等々、みなさんが指揮に付いていけない状態(まだ楽譜を離せないから)。あまりにもおもしろく、今日は頭の中でハッカ草が永久ループしております。

さて、いろいろ勉強になったのですが、忙しいので3つだけ。
音楽に喜びを持って、楽しんで、おもしろがって演奏しないさい。特に、おもしろかった、あの演奏やってみようかな、と思われるぐらいのものをやってみよ、というのが一つ。
もう一つは音符が書いていないことの意味を考えよ。音楽は全部で一つ。休符も音楽。そしてピアノに移って歌がなくても同じ音楽の中だ。石川さゆり(!)が発声をし終わっても歌っているポーズでオーケストラを聴き続けるのを見習え。音がなくても音楽は鳴っているのだ。そして音楽は音の中だけにあるのではないのだ。
最後に、わかるわからないというで判断するのは音楽ではない。なんかわからなかったけど、音楽だな、おもしろかった、しみじみした、みたいな、ことを与えられればよい。そういう神秘なものだ、音楽というものは。

教会音楽と同じように演歌も素晴らしいとおっしゃっていたので、やっぱり演歌好きなんだとなと。でも「みやこわすれ」は演歌風に感じられるところがあろうが、断じて演歌ではないとも。
それから、カルメンとか眠れる森の美女とか使っているのは全体がファンタジイの世界であって、その世界へ入っていくためのイントロデュースである、という話でした。
本当に楽しく、みなさんにも参加していただきたかったです。
 
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