講評 [歌うことについて]

合唱祭でいただいた講評です。
清水雅彦先生
〈「私の青空」明るく楽しい、そして伸びやかな歌声、青空のような爽やかさですね。先生の作る音楽も確実。レガートとマルカートの対比、アーティキュレーションも最高。欲を言うと、もう一歩透き通るといいなあと思います。それは二曲目でも同じで、本当に柔らかく美しい女声合唱を聴かせていただけて幸せな反面、時々、響きのポイントが下がってしまう時があり残念。輝きが失せてしまうので注意。下降形やAの母音に特に気をつけて下さい。それにしても心配りされた上質な音楽、ありがとうございました。〉

 清水先生は、全団体にこのような好意的な講評を書かれたのだろうなと思います。「良いところを見つけるのは簡単」だとおっしゃっていたので、萠にも良いところを見つけて下さった。
 依田先生は、この講評を読んで、やはり声の問題だと。ちゃんと体を作って、きちんと響く声が出せているのか。ずっと言われ続けていることだし、本当にそれが基本だと思いますけれども、なかなか難しい。それがクリアできたら、萠はまったく別の合唱団になれるでしょうね。

澤田洋一先生
〈「私の青空」イヤー歌い始めは何ですか?——青空の出る前なので、はるか彼方から聞こえてくるように! とても楽しそうに聞こえるが、重要なものが欠けている!! それは青空です。青空をもっと出して。指揮無しの二曲目。全員で合わせることや調和することにはとても気を使っているようですね。それだけでなく、もっとここぞというところにメリハリを持って歌い上げましょう。やや音楽作りが甘い!!〉

 澤田先生は各団体にこのような丁寧な講評を下さったらしく、熱意に頭が下がります。好意あふれる講評に感謝の気持ちで一杯です。
 定演後の課題の一つに、私たちはあまりにも指揮者に頼って他のパートを聞いていない、というものがありました。アンコンでも合唱祭でも、今はもとにかく互いを聞き合い、パート内でまとまり、さらに全体が調和するということを目指して練習しています。まだまだ不足しているとは思いますけれど(実際に出遅れたり、ずれてしまったりしたところがありました)、そういうところを見ていただけて、とても嬉しいです。
 そんな状態なので、音楽を作るところまで、まだ道は遠い感じ。でも、少しずつ前進していけたら……。来年も澤田先生のご講評がいただけたら嬉しいです。

 ほかの団のみなさんも、講評を寄せて下さいました。ありがとうございました。
 「楽しそうに歌っている」というご意見が目立ちました。その一方で、「表情をもっと楽しげに」とアドバイスして下さった方もありました。「表情」は、私たちにはとにかく欠けている点なので、意識はしているところです。「さわやか」というご意見もいくつかいただきました。本当に爽やかだったのならとても嬉しいですね~なにしろ依田先生には、やぼったい「青空」と言われていましたから(笑)。
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