合唱祭 [イベント]

本日は富士吉田のふじさんホールで合唱祭でした。
日柄のせいで欠席者が多く、10人で歌いました。出来は……CDを各自で聞いてください(笑)
講評についても、憶えていないので書きません。用紙を持っている方が書いて下さい。
ほかの団体がとにかく上手に思えますね。順番の都合で、Juriも大月も聞けなくて残念でした。けれども、去年はよく見られなかったピアチェーレをしっかり聞く(見る?)ことができて、ラッキーでした。とても楽しませてもらいました。
いつも思うことですが、上手いと言われているところはやはり上手く、感想も、上手いですね……というものになりがちです。さらに、聞いても素敵なだけで、勉強にはなりません。あまり上手くないところの方が、勉強にはなります。自分たちもこうなんだろうな、と思うわけで。とはいっても、音程、発音、表現、歌う態度、とくくってしまえば、いつも注意すべきだと分かっていることばかりなのですけど。

合唱の方ではなく、曲について思ったことを一つ二つ。
信長貴冨「ことのはの葉ずえで」これは大岡信の詩に曲をつけたものなんですが、特に「地名論」はこの詩にどうしてこういう曲がつくのか、まったく理解できません。私たちが歌った茨木のり子の「ぎらりと光るダイヤのような日」もそうだったのですが、詩からは思いもよらない曲がついています。そしてその曲が非常にかっこよい。当代第一の人気作曲家は、どこかいる場所が凡人とは違うのでしょうね。
村山槐多の詩をもとにした合唱曲があることを知ったのも驚きでした。「宮殿」が歌われたのですが、たいへんに面白い曲になっていて、感動しました。あまりにもエコー演出が激しく、もう少し言葉が聞き取れるようであったらなお良いのにとは思いましたが、槐多の詩をこんな曲に出来るということそのものに感嘆しました。西村朗さんの曲をちょっと歌ってみたいなあと思いました。
松下耕のアヴェ・マリアも歌いたいと思わせる曲でした。私たちは今「詩篇」を練習しているわけですけれども、ほかの小品などにもちょっとチャレンジしてみたいなと思ったことでした。
        (文責・カワシマ)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0