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昨日の練習 [楽曲内容]

久々に練習に出られたカワシマです。
依田先生の解釈の中では、「無音の世界」という言葉が印象に残りました。
「瑠璃色の地球」「夜明けのスキャット」ともに、朝まだきから物語が始まっています。
前者は夜明けに向かい、後者、夜明けよ来ないで、という違いはありますが。
その夜明け前の世界を「無音の世界」と依田先生が表現された。
音楽で、無音の世界を表現する、というのは、高度な技術だと思いますが、なんとかそれが表現できるようにチャレンジしていきたいですね。

もう一つ「私の青空」が野暮ったいと言われました。
ださいということですが……鈍重な感じかな~と自分では解釈しました。
皆さんはどう思われたでしょうか。

一番星見つけた [楽曲内容]

「一番星」がちょっと難しかったと言うことなので、ちょっと作ってみました。
だいたいこんな感じになるというところです。
半音、全音で不協和音になってくるところが、とても怪しい雰囲気ですね。
ちょっと怖いような夕暮れの感じです。


私の青空 [楽曲内容]

私の青空

My Blue Heaven

作曲ソフトでMP3を作成しました。
メゾ中心に考えて作ってありますが、ご参考までに。速さは指定の116になっています。結構早い。
右がメゾで、左がソプラノ・アルトです。
間違っている音を見つけたら教えて下さい。


Heaven という語が気になったので、ちょっと調べてみました。
Heavenには空という意味もあります。ですが、ここはやはり天国のイメージをかけてあるのだろうと思います。我が家が青空というのは、日本語としてはぴんと来ない比喩ですが、英語では、自然な比喩になっているわけです。原詩は、妻と赤ん坊のいる家へ急ぐ男のつぶやきで、「世界は愛で回っている」という歌詞も見え、新婚のイメージです。

MIDIを次のページからダウンロードできます。
http://isidora.sakura.ne.jp/data/Musics.html

英語の歌詞の訳 [楽曲内容]

For the beauty of the earth

1.
 大地の美しさゆえに For the beauty of the earth,
 大空の美しさゆえに For the beauty of the skies,
 生誕から、私たちを For the love which from our birth,
 包み続ける愛ゆえに Over and around us lies;

 万物の主よ、御身に我等は捧げる Lord of all, to thee we raise,
 この喜ばしき讃歌を。 This our joyful hymn of praise.

2.
 一刻一刻の美しさゆえに For the beauty of each hour,
 昼の、夜の、 Of the day and of the night,
 丘の、谷の、木々の花々の、 Hill and vale and tree and flower,
 太陽、月、輝く星の美しさのゆえに Sun and moon and stars of light;

 万物の主よ、御身に我等は捧げる Lord of all, to thee we raise,
 この喜ばしき讃歌を。 This our joyful hymn of praise.

3.
 人類の愛という喜びの種ゆえに For the joy of human love.
 兄弟、姉妹、親と子、 Brother,sister,parent,child,
 この世の友だち、天国の友だちの、 Friends on earth, and friends above,
 優しく穏やかな思いゆえに For all gentle thoughts and mild;

 万物の主よ、御身に我等は捧げる Lord of all, to thee we raise,
 この喜ばしき讃歌を。 This our joyful hymn of praise.

4.
 人類に惜しみなく与えられた For each perfect gift of thine,
 御身の完全なる恩恵に To our race so freely given,
 人間と神の恩寵に Graces human and divine,
 地上の花、天国のつぼみに flow'rs of earth and buds of heav'n,

 万物の主よ、御身に我等は捧げる Lord of all, to thee we raise,
 この喜ばしき讃歌を。 This our joyful hymn of praise.


☆歌詞の対訳を作ってみました。以下、少し解説。
最初の「for」は、用法の中でも「返礼として」の「for」なのではないかと考えました。
神よ、あなたがこんなにも美しい地球を賜ったので、私たちはその恩恵に感謝を込めて讃歌を捧げたいと思います。
というのが、全体の意味だと考えました。
この詩はFolliott Sandford Pierpoint (1835-1917)の「The Sacrifice of Praise」という詩がもとになっているようです。
ルフランのところの歌詞が変えられていて、原詩では「Christ, our God, to Thee we raise/This, our Sacrifice of Praise.」となっています。イエスが犠牲となって人類を救ったことに対する感謝の歌ということですね。原詩は全体にもっとずっと宗教的です。従って、美しいことを讃えているというよりは、美しいものを下さった主を讃えるのです。
日本語ではなかなかうまい詩語がありません。大仰になってしまうので、この程度にとどめました。

☆ちょっとわかりにくい言葉
raise……上げるという意味で、特に捧げるという語義はないようですが、日本語としては「上げる」は捧げるに通じるので違和感がないですね。次のpraise(讃美)と韻を踏むための言葉です。
☆gentle thoughts and mild……gentle and mild thoughts ということではないかと思います。第二行と韻を踏むために語順を入れ替えているのではないかと思います。
☆buds of heav'n……天国のつぼみ(あるいは芽)に何か出典があるのではないかと思ったのですが、手持ちのイディオム事典では見つけられず。そもそもこの二行の意味が完全にはわかりません。「divine grace」は「神の恩寵」ですが、「神」と対になる「人間」という言葉が入っているので、意味がよくわからない。 あるページでは「人の徳」とありましたが……。「human grace」と「flow'rs of earth」、「divine grace」と「buds of heav'n」はイコールでつながるものではないかと推測されます。このあたりはちょっとわからない。分かる方、補足して下さい。


The Lord bless you and keep you
The Lord make his face to shine upon you,and be gracious unto you.
The Lord lift up the light of his countenance upon you,and give you peace.

これは「民数記6-24」をもとにした賛美歌です。訳は新共同訳。

主があなたを祝福し、あなたを守られるように。
主が御顔を向けてあなたを照らし
   あなたに恵みを与えられるように。
主が御顔をあなたに向けて
   あなたに平安を賜るように。

神がモーセにイスラエルの人々を祝福するときにこのように言うのだ、と授けた言葉です。
わかりにくい言葉は「countenance」表情ということ。「顔の光をあなたの上に持ち上げて」が直訳。
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