萠 定演曲目 [案内]

第一回 1987/6/29
湯山昭作曲『月曜日とゎたし』
新実徳英作曲『おとぎの国から』
ペルゴレージ作曲『マニフィカート』
三善晃作曲 北原白秋詩『五つの唄』

第二回 1988/6/29
大中恩作曲『愛の風船』
池辺晋一郎編曲『ルロイ・アンダーソンの世界』
フォーレ作曲『小ミサ曲』
三善晃作曲『三つの抒情』
源田俊一郎編曲『ふるさとの四季』

第三回 1989/6/22
西村朗編曲『四季の抄』
高田三郎作曲「川」「機織る星「姫」「合掌 さる」
ベンジャミン・ブリテン作曲『キャロルの祭典』
三善晃作曲『三つの夜想』

第四回 1990/6/29
池辺晋一郎作曲 別役実詩『六つの子守歌』
モンテヴェルディ、ラッソほか作曲 ルネサンス小曲集
三善晃作曲 中原中也詩 『月夜三唱』
宇田川安明編曲『うたは・シ・ボン』

第五回 1991/7/12
フェルミ作曲『Momenil Musicali =楽興の時』
間宮芳生編曲『日本民謡による四つの女声合唱曲』
西村朗作曲 大手拓次詩『秘密の花』
青島広志編曲『ファンタジー・ワールド~ディズニー・アニメ名曲集』

第六回 1992/7/14
三善晃作曲『光のとおりみち』より
三善晃作曲 谷川俊太郎詩『わらべうた』
池辺晋一郎作曲 落合恵子詩『彼女の物語 HERSTORY』
パレストリーナ、ジョスカン・デ・プレほか作曲 宗教小曲集
新実徳英作曲 吉原幸子詩『失われた時への挽歌』`

第七回 1993/7/9
栗山文昭作曲 青島広志編曲 やなせたかし詩『風はきまぐれ』
三善晃作曲 中原中也・立原道造詩 『三つの抒情』
三善晃作曲 立原道造詩「麦藁帽子」(『光のとおりみち』より)
三善晃作曲 白石かずこ詩「ひとこぶらくだのブルース」(『動物詩集』より)
     「マルメロ」(『街路灯』より)
三善晃作曲 北原白秋詩『五つの唄』

*この間に体制が変わります*

第八回 1997/7/9
アルフレッド・ベイマー『ミサ・レジーナ・ムンディ』
ヘンク・ベイディングス『ミサ・ブレヴィス』
中島睦明作曲 宮澤賢治詩『冬と銀河ステーション』
三善晃作曲 立原道造詩「麦藁帽子」(『光のとおりみち』より)
三善晃作曲・作詞『貝がらのうた』
松下耕編曲『こころの詩~さだまさし作品集』

第九回 1999/7/9
三善晃作曲 高田敏子詩 『四つの秋の歌』
松下耕作曲『聖母への祈り』
シューベルト作曲『女声のための三つの歌』
「ひだまりの詩」「夜空ノムコウ」ほか~ポピュラー・ソング集

第十回 2001/7/22
清水昭編曲『カーペンターズ・ミート・バッハ』
ナンシー・テルファー『ミサ・ブレヴィス』
三善晃作曲『風のとおりみち』
三善晃作曲 中原中也詩 『月夜三唱』

第十一回 2003/7/16
ギィ・ロパルツ『ミサ・ブレイヴィス』
松下耕作曲 金子みすず詩『わたしと小鳥とすずと』
三善晃作曲 新川和江詩 『どこかで』
西村朗編曲『四季の抄』

第十二回 2005/7/15
寺嶋陸也編曲『宮崎駿アニメ名曲集』
ミクロシュ・コチャール宗教曲集
三善晃作曲 「空」「悲しみは」「爪紅」「曼珠沙華」
三善晃作曲 金子みすず詩『五つの詩曲』

第十三回 2007/7/1
木下牧子作品集「あいたくて」「棗のうた」「グリンピースのうた」ほか
信長貴富編曲『ノスタルジア2』委嘱初演
信長貴富作曲 寺山修司詩『思い出すために』

第十四回 2009/9/11
ラッソ、バードほか作曲 ルネサンス宗教曲集(『三声のためのモテット集』より)
寺嶋陸也編曲『ソルヴェイグの歌』
信長貴富作品集『空の名前』『ノスタルジア』『うたをうたうとき』より

第十五回 2011/10/2
新実徳英作曲 鍋島幹夫詩『六つの小唄』
間宮芳生作曲『三色草子』『マンモスの墓』より
信長貴富編曲『ノスタルジア』『ノスタルジア2』より
信長貴富作曲 茨木のり子詩『ぎらりと光るダイヤのような日』

第十六回 2013/12/6
信長貴富編曲『ノスタルジア』『ノスタルジア2』より
松下耕作曲『三つの詩編』
池辺晋一郎編曲『ベスト・オブ・ルロイ・アンダーソン』
信長貴富作曲 岸田衿子詩『風の季節・花の季節』

第十七回 2016/5/21
松下耕作曲 さとう恭子詩『やさしさに包まれて』
松下耕作曲 山崎佳代子詩『花冷えのあとで』
ボブ・チルコット作曲 ウィリアム・ブレイク詩『ジャズ・ソングス・オブ・イノセンス』
信長貴富作曲 クリスティーナ・ロセッティ詩『シング・ソング童謡集』

第十八回 2019/2/2
木下牧子ア・カペラ作品集「夢みたものは」「うたをうたうとき」「祈り5」ほか
信長貴富編曲『近代日本名歌抄』
信長貴富編曲『宮崎駿アニメ映画音楽集・第2集』
信長貴富作曲 栗原寛短歌『栗鼠も、きっと』


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アウギュスト [楽曲内容]

与謝野晶子の子どもの話

 晶子と与謝野鉄幹の間には十二人(男女六人ずつ)の子がいました。
 一人は生後間もなくなくなっています。(ほかに死産が一人)
 消息のわからない三名を除く、八人はいずれも長命だったようです。
 
 オーギュストは四男。欧州旅行でロダンに会って心酔、その後に生まれた子なので、その名をもらってつけたわけです。しかしオーギュストは後に改名しています。
 詩まで作ってもらったのに……。エンジニアになったようですね。
 1913年生まれなので、この詩は1917年の作ということになるのでしょうか。

鉄幹の方は、前妻との間に子どもは一人のようです。
しかし、いずれにせよ、鉄幹は女たらしで、典型的なダメンズ。一方、晶子はハイパー・スーパーウーマンなので、すべてに耐えつつ、大勢の子どもたちを育てるのです。

「伴奏」は、平安王朝の後宮のイメージだと、前に言いましたが、鉄幹の浮気に対する思いも込められているのかもしれません。

 与謝野晶子の文学的功績はかなり凄まじいものですが、さほどではない作品もたくさん書いています。その中には、こんな題材も書いているのか!と驚くようなものがあります。生活費を稼ぐためにとにかく書く、ということがあったのでしょうね。

 ユニークな題材としては、社会批評的なものがあって、関東大震災やスペイン風邪に関するものもあります。スペイン風邪では、政府の無策を批判していますが、小さい子を持つ晶子にとっては、切実なことだったと思われます。今のインフルですから、小さい子には大変な病です。
 なお、アウギュストは流行後に生まれた子です。
 時代を考えると、晶子の子がほとんど長命というのは、ちょっと驚くべきことのように思われます。


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コンサートのお知らせ [案内]

女声合唱「萠」では、今年の6月11日にコンサートを開催予定です。
「萠」ではコロナ禍で自粛を余儀なくされた二ヶ月を除き、練習を継続してきました。
zoomを使ったり、個人レッスンを行ったり、広い体育館を借りたりして、工夫を重ね、何とか歌い続けています。
心に響くようなコンサートにしたいと思っていますので、是非お出かけ下さい。
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